今回はフジフィルムのXマウントレンズの個人的なおすすめを紹介していきたいと思います。フジフィルムのXマウントは全てミラーレスかつAPS-Cのレンズなのでこのブログにはぴったりなのです。実は現在ミラーレス市場においてAPS-C専用の純正レンズを集めようと思ったらソニーか富士フィルムしかラインナップが充実していないんです。キャノンとニコンはまだまだミラーレスは発展途上な上に、今のところAPS-C用レンズにはあまり力を入れていない様です。マウントアダプターを付けて一眼レフのレンズをつけるというならキャノン、ニコンの方が有利と考えることもできますが、マウントアダプターの分の重さが増えることを加味するとできればミラーレス用マウントの方がよりコンパクトにできるのがメリット。
さて、フジフィルムは長年フィルムメーカーとして地位を築き上げてきました。そんなメーカーだからこそ出せる色彩表現には定評があるのが特徴です。Xマウントのレンズをカテゴリー別にズームレンズ(標準・広角・望遠・高倍率)、単焦点レンズ、マクロレンズをそれぞれ取り上げます。
Xマウントレンズの基本知識
XFとXCの違い
よくみると最初のアルファベットがXFとXCに別れていますが、違いはマウント部分の素材です。
XF → マウントが金属製。高級感がある。
XC → マウントがプラスチック製。絞りリングがない。FXより安価。
製品名のアルファベットの意味
フジフィルムのレンズの製品名に書かれているアルファベットの意味をまとめておきます。
R
絞りリング搭載。直接リングを回すことでピント合わせが可能。
LM
リニアモーター搭載。駆動させるレンズ群を非接触の状態で駆動させるシステム。静かで応答性も高いので動画撮影時にも重宝。
OIS
手ぶれ補正搭載。
WR
防塵・防滴・耐低温構造。
ズームレンズ
【標準】XF18-55mm F2.8 R LM OIS
【広角】XF10-24mm F4 R OIS
【望遠】XC50-230mm F4.5-6.7 OIS Ⅱ
28,800円(税込)〔2021年2月24日現在 Amazon〕
【高倍率】XF16-80mm F4 R OIS WR
85,800円(税込)〔2021年2月24日現在 Amazon〕
単焦点レンズ
Xマウントの単焦点レンズもラインナップが豊富です。
XF35mm F1.4 R
価格コムのXマウントレンズのランキングでは1位の超人気レンズです。35mmはフルサイズ換算で53mm相当なのでとても使いやすく、なんといってもF1.4という明るさが魅力。全群繰り出し方式のため、近距離から無限遠まで収差の変動を抑えてくれます。美しいボケを楽しみたいなら1つは持っておきたくなるレンズです。
XF14mm F2.8 R
82,062円(税込)〔2021年2月24日現在 Amazon〕
広角レンズの中からも1点選出。このレンズの特徴は歪みが非常に少ない点。特に建築などの撮影には向いているでしょう。
マクロレンズ
XF 60mm F2.4 R Macro
マクロレンズは純正Xマウントでは「XF 60mm F2.4 R Macro」と「XF 80mm F2.8 R LM OIS WR Macro」の2種類。金額的にリーズナブルな「XF 60mm F2.4 R Macro」をここでは選択。最短撮影距離は26.7cm、最大倍率は0.5倍です。こちらも全群繰り出し方式により近接時において描写性能を高めています。焦点距離60mmの中望遠レンズとしても使用でき、美しいボケ味も魅力です。
まとめ
以上、Xマウントおすすめレンズ7選でした。Xマウントの強みは何といっても選択できる純正レンズの豊富さ。APS-Cを使うならそれだけで非常に有難い環境が用意されています。色彩再現にも定評があるので、フジフィルムの選択肢は大いにありだと思います。
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