APS-Cおすすめレンズ7選【フジフィルム Xマウント編】

APS-Cおすすめレンズ7選【フジフィルム Xマウント編】

今回はフジフィルムのXマウントレンズの個人的なおすすめを紹介していきたいと思います。フジフィルムのXマウントは全てミラーレスかつAPS-Cのレンズなのでこのブログにはぴったりなのです。実は現在ミラーレス市場においてAPS-C専用の純正レンズを集めようと思ったらソニーか富士フィルムしかラインナップが充実していないんです。キャノンとニコンはまだまだミラーレスは発展途上な上に、今のところAPS-C用レンズにはあまり力を入れていない様です。マウントアダプターを付けて一眼レフのレンズをつけるというならキャノン、ニコンの方が有利と考えることもできますが、マウントアダプターの分の重さが増えることを加味するとできればミラーレス用マウントの方がよりコンパクトにできるのがメリット。

さて、フジフィルムは長年フィルムメーカーとして地位を築き上げてきました。そんなメーカーだからこそ出せる色彩表現には定評があるのが特徴です。Xマウントのレンズをカテゴリー別にズームレンズ(標準・広角・望遠・高倍率)、単焦点レンズ、マクロレンズをそれぞれ取り上げます。

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Xマウントレンズの基本知識

XFとXCの違い

よくみると最初のアルファベットがXFとXCに別れていますが、違いはマウント部分の素材です。

XF → マウントが金属製。高級感がある。
XC → マウントがプラスチック製。絞りリングがない。FXより安価。

製品名のアルファベットの意味

フジフィルムのレンズの製品名に書かれているアルファベットの意味をまとめておきます。

R
絞りリング搭載。直接リングを回すことでピント合わせが可能。

LM
リニアモーター搭載。駆動させるレンズ群を非接触の状態で駆動させるシステム。静かで応答性も高いので動画撮影時にも重宝。

OIS
手ぶれ補正搭載。

WR
防塵・防滴・耐低温構造。

ズームレンズ

【標準】XF18-55mm F2.8 R LM OIS

60,608円(税込)〔2021年2月24日現在  Amazon〕

・キットレンズなのに広角端F2.8の高性能
まず最初に紹介するべきなのはこちらのレンズでしょう。これはなんとキットレンズに付属しているレンズなんです。キットレンズといえば普通は入門用の少しグレード低めのレンズだったりするのですが、フジフィルムの場合は広角端でF2.8という明るいレンズが付いています。これならポートレートにもある程度使えるでしょう。これよりもグレードの高い標準ズームレンズとしては「XF16-55mm F2.8 R LM WR」があり、こちらはF2.8通しの大三元レンズの一角です。ただ、金額的には10万円を超えるので、コストパフォーマンスの面からいっても「XF 18-55mm F2.8 R LM OIS」がおすすめだと思います。

【広角】XF10-24mm F4 R OIS

83,520円(税込)〔2021年2月24日現在  Amazon〕

・性能と価格のバランスが良い
Xマウントのズームレンズでの純正広角レンズは現状「XF8-16mm F2.8 R LM WR」と「XF10-24mm F4 R OIS」の2種類。「XF8-16mm F2.8 R LM WR」は8mmという驚異的な焦点距離ですが、金額が20万円を超える高額なレンズなため、ここでは5万円台で購入可能な「XF10-24mm F4 R OIS」をチョイス。手振れ補正もついているので安心です。

【望遠】XC50-230mm F4.5-6.7 OIS Ⅱ

28,800円(税込)〔2021年2月24日現在  Amazon〕

・値段が安い
望遠レンズはXFではなくXCから選んだ理由としては、何よりも2万円台で購入可能というリーズナブルなところです。フルサイズ換算では75-345mmもの範囲をカバー、さらに手振れ補正もついています。この金額で望遠ズームが手に入るのは嬉しいですが、もちろんF値はかなり暗いためそこは目をつぶる必要はあります。さすがにもう少し明るさが欲しいという方は金額は少し上がりますが「XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS」が良いでしょう。

【高倍率】XF16-80mm F4 R OIS WR

85,800円(税込)〔2021年2月24日現在  Amazon〕

・F4通しの便利な高倍率ズームレンズ
・6.0段手振れ補正付き
広角から中望遠まで幅広くカバーできる高倍率ズームレンズが欲しい場合はこちら。F4通しなのも嬉しいところです。できるだけ荷物を軽くして旅行にいきたいならとても便利に使えるはず。

単焦点レンズ

Xマウントの単焦点レンズもラインナップが豊富です。

XF35mm F1.4 R

57,955円(税込)〔2021年2月24日現在  Amazon〕
・F1.4クラスのレンズ
・使いやすい35mmの焦点距離

価格コムのXマウントレンズのランキングでは1位の超人気レンズです。35mmはフルサイズ換算で53mm相当なのでとても使いやすく、なんといってもF1.4という明るさが魅力。全群繰り出し方式のため、近距離から無限遠まで収差の変動を抑えてくれます。美しいボケを楽しみたいなら1つは持っておきたくなるレンズです。

XF14mm F2.8 R

82,062円(税込)〔2021年2月24日現在  Amazon〕

・歪みが少ないレンズ

広角レンズの中からも1点選出。このレンズの特徴は歪みが非常に少ない点。特に建築などの撮影には向いているでしょう。

マクロレンズ

XF 60mm F2.4 R Macro

64,000円(税込)〔2021年2月24日現在  Amazon〕

・金額と性能のバランス

マクロレンズは純正Xマウントでは「XF 60mm F2.4 R Macro」と「XF 80mm F2.8 R LM OIS WR Macro」の2種類。金額的にリーズナブルな「XF 60mm F2.4 R Macro」をここでは選択。最短撮影距離は26.7cm、最大倍率は0.5倍です。こちらも全群繰り出し方式により近接時において描写性能を高めています。焦点距離60mmの中望遠レンズとしても使用でき、美しいボケ味も魅力です。

まとめ

以上、Xマウントおすすめレンズ7選でした。Xマウントの強みは何といっても選択できる純正レンズの豊富さ。APS-Cを使うならそれだけで非常に有難い環境が用意されています。色彩再現にも定評があるので、フジフィルムの選択肢は大いにありだと思います。

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