『一度読んだら絶対に忘れない文章術の教科書』を読んだ

一度読んだら絶対に忘れない文章術の教科書

今回読んだ本は「一度読んだら絶対に忘れない文章術の教科書」です。
一度読んだら忘れないシリーズは今やたくさんの種類があってすごいですね。
自分の仕事でも使えるし、このブログを書く際にも使えると思って読んでみました。

本書によると、正しい「文章の書き方」とは、自分で問いをつくって、その問いに答えるように文章を書くことだそうです。具体的には、まず大きい問いの設定、次にその問いを小さい問いに分解、そして小さい問いを解答していくという3ステップを踏むこと。ん〜なるほど、このアプローチは個人的に新鮮でした。

よく論理的な思考を磨くのに重要なのは数学だという話を聞きますが、それは中学レベルの数学まで。より重要なのは国語だと私は思います。微分積分ができたところで、それを使うのは一部の職業だけです。誰もが日常的に求めれるのは数学よりも、論理的に読解する力や、説明する力です。それを鍛えるには文章を読むこと、文章を書くことの両方を繰り返し行うことが一番有効だと思います。

読解力・文章力の低下が嘆かれている昨今だからこそ、ぜひ高校生や大学生の方達には読んでいただきたいなと思いました。特に、小論文の書き方がわからないという人はかなり役にたつかと思います。

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